NOTE
Pat Methenyの36年
Pat Metheny
Episode:何もしないをする
1980年、大編成のバンドで広大な音楽を作っていたPat Metheny。1996年、Michael Breckerのアルバムにサイドマンとして参加した。2016年、一人でステージに立った。この3曲は、Methenyのギターが「何人と一緒にいるか」で全然違う音を出すことを聴かせる。大勢の中のMetheny、誰かの隣のMetheny、一人のMetheny。
Track 1 — Entry
聴き始めにTwo Folk Songs
アルバム名がそのまま録音年。のテナー、Dewey Redmanのテナー、Charlie Hadenのベース、のドラム。この曲はのアコースティックギターから始まる。フォーキーで叙情的なメロディが広がったところに、Breckerのテナーが入ってきて景色が一気に開ける。Methenyはこの編成の中では「場を作る人」。ギターが土台を敷いて、その上にテナー2本が走る。
Track 2 — Deep
深く潜るSlings and Arrows
16年後。今度はのリーダー作にがサイドマンとして入っている。80/81ではMethenyが場を作りBreckerが走ったが、ここでは逆。Breckerが曲の中心にいて、Methenyはその横でギターを弾いている。同じ二人なのに立場が入れ替わると、音の力関係が変わる。Methenyのギターは自分のアルバムのときより控えめで、Breckerのテナーに寄り添うように鳴っている。
Track 3 — Connect
連鎖へAdagia
さらに20年後。がほぼ一人でステージに立ち、複数のギターを持ち替えながら演奏したライブ録音。オーケストリオンという自作の機械仕掛けの楽器群も使っていて、一人なのに音の層が厚い。80/81のBreckerとの絡みやTales from the Hudsonでの脇役仕事とは別の、Methenyのギターそのものの音色と構成力だけで成り立っている時間。
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Episode
何もしないをする
公園 — ヨシさん × 散歩仲間