NOTE
Joshua Redmanの3つの距離感
Joshua Redman
Episode:どこにも属してない感じ
1994年、自分のカルテットでテナーを吹くJoshua Redman。1992年、Elvin Jonesのバンドで若手として吹くRedman。2016年、Brad Mehldauと二人きりで吹くRedman。この3曲は、周りにいる人間との距離がそれぞれまったく違う。カルテットの中心、大御所の隣、旧友との対話。距離が変わると、テナーの鳴り方が変わる。
Track 1 — Entry
聴き始めにChill
テナーの音域の低いところで、ゆったりとしたグルーヴに乗る。のピアノ、のベース、のドラム。全員が20代。後にそれぞれジャズの最前線に立つ4人が、このときはのバンドとして一つの塊で鳴っている。Chillというタイトル通り、力が抜けているのに隙がない。ベースとピアノの下降パターンが繰り返される上で、Redmanのテナーがゆっくり歩く。
Track 2 — Deep
深く潜るAngel Eyes
MoodSwingの2年前。はまだ無名に近い若手で、のバンドに呼ばれている。Elvin JonesはJohn Coltraneのカルテットのドラマー。ジャズの歴史そのものみたいな人の隣でテナーを吹くということ。レビューでは「Redmanがジャズの古代と現代を行き来するソロを吹いている」と書かれた。MoodSwingのリラックスした中心人物とはまったく違う。大御所の隣で、自分がここにいていい理由を音で証明しようとしている緊張感がある。
Track 3 — Connect
連鎖へNearness
MoodSwingから22年後。当時20代だったとが、二人きりでスタンダードを演奏している。カルテットの4人のうち2人だけが残った形。テナーとピアノだけ。一音一音の呼吸が全部聴こえる。22年間別々の道を歩いてきた二人が、同じ曲を同じテンポで始められること。それ自体が、1994年に一緒にいた時間の重さを証明している。
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Episode
どこにも属してない感じ
居酒屋 — ミナ × アヤ